物流情報システム
配送業務とセンター業務を融合した物流システム
01Feature
情報を一元管理できるシステムを目指して
自社開発の物流情報システムを構築・運用しております。
各種情報を一元管理できるシステムを目標とし、配送及びセンターのオーダー情報を可能な限りリアルタイムで収集及び管理します。
TMS(集荷・配送・車輌・売上及び請求・支払及び精算協力会社・勤怠及び労働時間)とWMS(入荷入庫・在庫・出庫出荷・料金自動計算)を横断するシステムとなっており、各種データの自動生成や稼働開始からの全データを保管しておくことで各種分析や調査及びデータ出力に対応しています。
02Overview
システム概要
2007年に次世代物流ITシステムの設計と開発を始め、2008年4月に本番リリースを完了。以後各種要望を取り入れながら配送システム(TMS)と倉庫システム(WMS)の連携や取引先様とのオンラインデータ連携に努める。
その後もサブシステムを次々と追加し、各システムとサブシステムを連携することにより、各種判断をアシスト・省力化・間違い防止・経過及び結果の素早い提供を目指してシステムを日々進化させています。
SK物流ITシステム
- 配送システム(TMS)
- 配送オーダー入力支援
- 集荷ドライバー支援
- 配送ドライバー支援
- 配車管理支援
- 車輌・ドライバー・協力会社管理支援
- 倉庫システム(WMS)
- 入荷・入庫作業支援
- 出庫・出荷作業支援
- センター料金計上支援
- 在庫管理支援
- TMS・WMSシステム双方向連携
- TMS・WMSオンラインデータ双方向連携(30社45業態)
労働時間管理システム
- 現業職ドライバー向けアルコールチェッカー連動出退勤サブシステム
- 現業職作業員向け免許証及びICカード連動出退勤サブシステム
- 現業職拘束時間リアルタイム表示サブシステム
総務経理管理システム
- 売上及び請求(売掛金)管理システム
- 支払及び精算(買掛金)管理システム
- 車輌経費管理サブシステム
- 車輌整備管理サブシステム
- 商品事故管理サブシステム
- 施設整備記録サブシステム
- 会計関連サブシステム
- 給与関連サブシステム
- TKCシステムデータ連携
ピッキングシステム
- 有線デジタルアソートシステム連携
- 無線デジタルアソートシステム連携
- ローラーピッキングシステム
- ボイスピッキングシステム
【カメラシステム】
- AIサーマルカメラシステム
- 防犯監視カメラシステム
システム概要
- 開発システム言語
- Microsoft Visual Studio(主にVisualBasic,VisualC#)
- データベース
- Microsoft SQL Server
- オンラインデータ連携手段
- E-Mail一括自動送受信
- E-Mail送受信
- Web送受信
- ftpサーバー送受信
- JX手順送受信
- 全銀手順送受信
- オンラインデータ連携データ形式
- 可変長カンマ区切りcsv対応
- 可変長タブ区切りtxt対応
- 固定長テキスト対応
- 伝票形式フォーマット(ヘッダ,データ,トレーラ)対応
- その他取引先様指定フォーマット対応
情報システム作業
- システム及びデータベース設計・開発
- サーバー設定(サーバーOS,データベース,冗長化,リモートデスクトップ,バックアップ他)
- クライアント設定(デスクトップPC,ノートPC,タブレットPC,スマートフォン他)
- ネットワーク設定(ルーター設定,VPN設定,有線LAN設定,無線LAN設定他)
03Feature
特徴
使用する機器
- 01.オンラインデータのインポート得意先様及び協力会社様独自のデータ形式を、全て自社データ形式に変換しインポートすることにより、事務処理のスピードアップ及び入力間違いの軽減を果たしています。
- 02.オンラインデータのエクスポート処理内容・結果を要求に応じて、自社データ形式もしくは独自データ形式にてエクスポートします。場合によっては、エクスポート形式を御社の取り込み易い形式で作成することもできますので、ご相談下さい。
- 03.入力データを事前に自動生成毎日数千件発生する配送データを事前に生成。登録内容や曜日に応じた配送データをあらかじめ自動生成し、あれば数量入力・なければキャンセルという入力をすることによって、事務作業の大幅な軽減を図っています。
- 04.配送業務とセンター業務の融合物流センター業務では、流通加工を施す関係上、出庫データ個々の数量と実際に配送する数量が違う場合も少なくありません。あくまでも出庫データと配送データの数量は別々に、その他の配送情報を連動してすることにより入力ミスを防ぎ、事務作業を軽減しています。
- 05.売上データと支払データの連動売上データ一件に対して、支払データ(集荷は自社車輌・流通加工は自社センター・配送は協力会社車輌…等)が複数件存在することが多々あります。支払データ一件ごとに売上金額と支払金額を入力することにより、各分類ごとの損益や傾向がリアルタイムで把握できるようになっています。また、連動していることによって各種出力や各種分析を容易に行うことが可能です。
物流情報データベースサーバーのバックアップ体制について
全社的にシステム化を推し進めている中で、データバックアップの重要性が増しております。
ハードウェアトラブル等でデータが消失することのないよう、五重のバックアップを実施しています。
- 1.データベースミラーリング(独立した別サーバーへ即時ミラーリング)
- 2.ハードウェアRAID(RAID1:ミラーリング)
- 3.内蔵HDD(非RAIDドライブ)に全体データのバックアップ
- 4.外付けHDDに全体データのバックアップ
- 5.遠隔地サーバーへの自動バックアップ